バッテリー回りの配線に週末を費やし、つないだのに動かない原因究明にまた1日を潰し、そのあげくにバッテリーの不良が見つかって交換、さらには設計ミス発覚で基板の作り直し、などなどの障害を乗り越えて、なんとか暫定ステレオで鳴りました。
それにしても、恐るべき内観です。自分で作っておきながら、バッテリーのオバケ、としか云いようがない。合計38個。そのプラスとマイナスで76個のファストン端子を差し込むのに一苦労。それにしても、このモノタロウの端子、最初はめちゃめちゃキツいのですが、一度抜いて挿すと次はスルッと入る。大丈夫かなあ。電圧リミッタ基板の間も差込形端子で接続していますが、これがまたキツい。ただでさえ腱鞘炎で指が痛いのに。
2台を並べたところがこちら。壮観、というよりも、何が何だかわからない。
バッテリーと基板をなんとかケースに収めましたが、それにしても長い道のり。それも、いったりきたり。2台目のシャーシはこちらですが、58個のネジ穴に、加工の位置決め穴が6個。
その2枚目に至るまでに設計変更、すなわち、追加工を繰り返した1枚目のシャーシがこちら。スマホを持つ手が映っています。穴は、数えるのも面倒。180個くらいあります。しかも、14個の位置決め用を除けばタップ加工済み。電動ドライバを使っているとはいえ、かなりの時間と労力を費やしました。は~っ。
それでも、まだ登り切ってはいません。でも、頂上が見えた感じです。フロントパネルの加工はこれから。その前に空ける穴の寸法を確認しなきゃ。
証拠写真を添えますが、裏パネルに電源コードはありません!ACアダプタを接続する3個のコネクタが並んでいますが、それらを差し込まなくても鳴っています!この写真も、鳴らしながらの撮影です。
余談ですが、スピーカケーブルもベルデンのロボット用です。
それにしても、たったこれだけのアンプ基板を動かすだけなのに。なぜ、これだけ苦労をしなきゃならないのか。ふつうに電源トランスを入れるほうが、はるかに楽です。
さて、これだけの労力を費やした、その音は・・・。
そんな無粋なことを、尋ねてはなりませぬ。