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バッテリーを(やっと)接続した

更新日:2022年10月22日



 難航中のバッテリードライブ・パワーアンプです。バッテリー充電回路とスイッチリレー回路の動作を確認してから、バッテリーを並べて接続しました。

 バッテリーに挿入する187ファストン端子が固く、のべ34個も挿入するのに手こずりました。長さを揃えたフラットケーブルを作るのにも手こずり(1本は途中で失敗した)、さらには、電圧リミッタ基板間のピン端子が固く、これまた接続に手こずりました。それに、すべてはバッテリーの上での作業です。万が一にも短絡させないよう、気をつかうのにも疲れました。

 それでもなんとか、つなぎ終えました。


 動作確認です。電圧をチェックして、リレーを動作させます。動きました。一安心。入力信号の振幅を大きくすると寄生発振が観測されますが、我が家の再生レベルではそこまでパワーを入れることはないので、対策を後回しにして、モノラルで音出しです。


 懐が深いというか、ゆったりとした鳴りです。基板を固める前に共通電源(バッテリー)で鳴らしていたときより、さらになめらかになった感じです。もともと、トゲトゲしたような嫌な刺激はなかったのですが、それでも、いまの音と比べると、記憶の中の音には硬さが残っていた気がします。

 また、以前も水底まで見えていたのですが、それがさらに、揺らいだ太陽光が底まで降り注ぐような、それでいて、ゆっくりと揺れているのに形はハッキリとわかるような、伸びやかな響きを感じられます。真鍮ベースを取り付けて、基板ごとに電源を分けた効果でしょう。



 とりあえず音は出ましたが、まだまだ暫定です。インジケータを配線していないとか、基板を作り直さないとケースに収まらない(高さオーバー)とか、フロントとリアのパネル設計ができてないとか、まだまだ要作業ですが、それよりもなによりも、はやくステレオにして聞いてみたい。

 もう片方の組み立てを始めます。


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