単発サイン波をブログ読者の皆様に聞いていただこうと思ったのですが…。
とうのも、単発サイン波測定をやっているうちに、オシロスコープで波形を観測しなくても、音を聞いただけで音源位置ズレがわかるようになってきたからです。2次以上のネットワークフィルタを使えば、どうやっても合成できないことも聞こえます。
その単発サイン波を聞いていただくために、wavファイルを作ったのですが、私のノート(富士通 Lifebook UH)で再生すると、とても単発サイン波とは思えない変な音になってしまいます。形容しがたいのですが、まったく違います。「やはりPCスピーカはこんなものだ。まあ、ヘッドホンで聞けばまともになるだろう」と思って、ヘッドホン端子から出力しても、内蔵スピーカよりはマシなのですが、おかしな音です。波形を見ると...。
PCの中でデジタルフィルタが動作しているようです。
このノートは、音楽は聴けないほどに酷い音になるのですが、以前に使っていた東芝Dynabook / R83は、もうちょっとまともな音がしていました。ヘッドホン端子の出力を確認すると、
へんなフィルタは入っていないようです。計算値通りの波形です(プログラムで計算して作ったのですから)。
この両者の音をヘッドホンで聞けば、違って聞こえます。これだけ波形が違うのですから、同じに聞こえるわけがありません。
でも、どこのPCが、どんな波形を出力してくれるのかわかりません。wavファイルのアップは、再生されるPCによって誤解を招く可能性が大ですので、今日のところは止めておきます。
きちんとファイルを再生できるUSBオーディオ機器を作らなければなりませんね。