基板から浮かして部品を取り付けたいことがあります。タイトル写真の EVR-323 バッファアンプ基板もその例です。抵抗(NS-2B)をいわゆる“部品面”に、キャパシタ(ASC X363)を“ハンダ面(といっても ASC は部品面側からハンダ付けするのですが)”、に取り付けています。
どちらも、ハンダが触る位置には取り付けたくありません。
このようなときには、貼ってはがせる付箋を使います。15 mm 幅でも、14 mm 幅でも、13 mm 幅でも、部品の大きさに合わせて適当に選びます。ポスト・イットには、これでもか!というくらいに幅サイズがあります。ここでは15 mm 幅を使っています。
浮かせたい高さにの枚数にした付箋を、基板と部品の間に挟みます。
これをひっくり返して、ハンダ付けします。
余談ですが、机には段ボール紙を敷いて作業します。こうすると、ハンダが落ちても机に焦げ跡がつきませんし、それに、基板を押さえたときに動きにくくなるので、作業が捗ります。
表面実装部品を取り付けるには、こちらが参考になるかもしれません。